素のKindleを使い始め気になってしまうのが、解像度の低さ、スクリーンの段差、そしてやはり欲しいライト。キャンペーンで安価に買ったのもあり、ここはとVoyageを購入してしまいました。
キンドルエコシステムについては書きたいことも沢山あるのですが、まずはこのVoyage本体。
文字の見え方については、やはり現状において素晴らしいと言うしかありません。素のKindleでも解像度は気にならないという意見も多くありますが、比べると全く違って見えました。E-Ink技術は白と黒の粒子をマイクロカプセルに詰めて電界で粒子を移動させて文字、画像を作るので紙にインクで書いたものとかなり近いです。1度表示してしまうとチラツキも無く、安定しています。まるで透明シールでテキストが貼ってあるかのように見えます。電気はリフレッシュ時を中心に消費されるので、バッテリーの持ちが良いのも理解できます。この技術の最新がVoyageに投入されています。最新好きの僕としてもぐっと興味が出ます。
ところが、写真、アニメーションはかなり辛いです。画面の書き換えによるラグ(画像はテキストよりも描画範囲が格段に広い)とグレースケールによるカラーの表現が物足りません。これは今のところ仕方のないところです。文字を読むという事に限りという制限が付きますが、ブックリーダーですのでここは我慢できます。
他のKindleに無い、ページ送りのボタン。正確にはボタンではなく感圧式のセンサーにフィードバックが体感出来るように、プレスした後にカチッとした軽いクリック振動が応答してきます。プレス感度、フィードバックのクリックの強さも3段階で調整可能です。先日発表されたMacbookのパッドも感圧センサーがのったようですが、こちらVoyageも素晴らしいですね。筆圧を読む取るレベルではありません。しかしこれくらい荒い方がページめくりを検知するご動作を少なくすることが出来るのだろうと考えました。
Up close with the e-ink second display of the YotaPhone 2
今、僕は本から、出来れば限りなく最新のものを早く手に入れてどこにいても頭に入れたいとしています。その端末がここまで来ているので嬉しくなってしまいます。今後にも期待できそうだなと。ソーシャルと本のレビューやメモ、マーカーポイント、ブックマーク、共有することで単なる本がCGM化しAmazonで買うことの付加価値も付けてきています。ちょっと個人的にも次の展開が楽しみです。それとE-Inkに可能性を感じています。E-Ink Phoneがもっと改良されるとこちらも次が見えてくるかもしれませんね。
Comments