これも母が亡くなる1年ほど前の話ですが、母には水子がいます。
僕の記憶では1度だけ、仏壇にミルクが置いてあったのを見た覚えがあります。それ以外は水子の供養はしていません。水子供養で随分とお金をとる方もいるようです。うちはそのように金があるわけではなく、そのお陰で失わずに済んだのかもしれないですが。
母が病気になると、もともと気弱ですので、ちょっとしたことでも辛い心労となるようでした。母に霊感があることは僕は知りませんでしたが、水子の事は時々気にしているようですので、ここは僕でも何か出来るかと思い、ある人に相談してみました。
水子はあまり気にしないで良いというのが、一般的？だと感じています。がしかし、体内での記憶をもつ子どもがいますので、気にしていないわけではありません。二人ほど聞いてみましたら、一人は生きていれば、、、などと話す人。うーん、何か違う。それでもう一人は一度だけどこかで供養されるといい。うーん、まぁ一回でいいのかぁと、これでもどうかと思いましたが、母を安心させるため、僕が身代わりで供養へ出向きました。母本人で無くても良いそうです。
勘で選んだ場所は川崎大師。今なら迷わず写真の増上寺かな。
川崎大師に行き、水子供養をお願いし、一番安いお金で、境内の地蔵で供養して頂きました。多分、地蔵菩薩か？なんとか菩薩か、よくわかりません。その後に母に供養は完了したと伝えると安心したようです。この安心を得ただけで僕には十分でした。
最近になって知った増上寺の安国殿というのが右側にあるんですが、そこにちょっと座っていると、何か赤ちゃんを与えるというような感じがしまして、なんだろ、もしかしてそこに水子供養があるから？と考えていたら、安産祈願がどうのこうのと寺の坊主が言ってるのが聞こえてきて、ああそれに黒い阿弥陀如来だか何だかが、赤ちゃんを与えると反応したのかと、妄想しています。
僕は安心を与えるということを優先していますので、これ以上は供養しませんが、これも誰かから聞きました。供養の際は、
地蔵菩薩真言を7回、延命十句観音経を3回唱えるとよいそうです。
言霊と音を基本とした真言はもしかすると効果があるのかもしれません。
今頃は彼方で母と水子が出会っているといいなとまたも妄想しております。
供養について思うところを書いております。
供養の想い
般若心経と供養
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