最近、僕もニューバランスのトレッキングシューズを履き始めました。ネットでは評判良くない意見の方が多いようです。MO703Hというモデルで僕は2Eです。
普段はノースフェイスのレックⅡMidを履いています。こちらは細身で気に入っています。乾徳山に昇る時はこのレックⅡでした。これを軽いハイキングに履いてもいいのですが、ニューバランスが欲しかったのはとにかく軽い事です。軽量な方がいずれにしても疲労は少なく、足首も楽です。
買ってきて履いてみて近所をうろうろしてみました。かなりソールが柔らかいです。僕のニューバランス576よりも柔らかい。ニューバランスの人によるとこの576はダート用だったそうで、硬いはずだとのことでした。柔らかいつまり屈曲性が良いので、困ったことに紐を通すアナの部分のパーツが歩く度に足の甲に刺さるように当たります。これが困ります。歩くうちに馴染んでくるのだろうけど嫌だなぁと思いました。
そこで少し重さを犠牲にして、スパーフィートのグリーンをデフォルトのインナーソールと入れ替えます。すると僕の足にはベストのフィット感です。スーパーフィートによって、ソールが固くなりますので屈曲性も悪くなりますが、甲に前述のパーツが当たらなくなります。そして、僕は恥ずかしながら偏平足ですので、スーパーフィートの土踏まずのカーブで蹴りが楽になり推進力が生まれます。従って歩くのもさらに楽になるのです。
ということで、試しに鎌倉大平山に行って参りました。感想の総括としては軽いハイキングにはとても良いです。前日の雨で滑りやすい木の根や岩場も少しありますが、この辺もNBのビブラムで大丈夫。ただやはり軽さと屈曲性の為に薄く柔らかく、アナも開けて軽量化されていますので、本格的な岩場は怖いと思います。岩の隙間につま先を入れて、体重は懸けれないでしょうし、何かの時にソールはがっしりと踏ん張ってくれないかもしれません。その不安がある時は僕はレックⅡにすると思います。
富士山は平気かなぁ。僕の場合はソールをスーパーフィートに入れ替える事を前提ですが。これのローカットがあれば思い切ってそっちにしたかもですね。ビブラム、ゴアテックスで最低限の装備という感じではあります。量販店ではかなり安く販売されているようですから手に入りやすいですね。スニーカーで行くよりもぐっと安心出来ます。軽いというのは犠牲になるものがあっても、なかなかいいものです。
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