苫米地氏の本を初めて買ってみました。本人が気功にも造詣が深いとは知らなかったのですが、心霊現象の解明になるヒントでもあるのでは無いかと読んでみたところです。
さすがに気功がどう洗脳に作用するのか具体的にはわかりません。この本でもそこの解説は微妙な感じがします。脳内でのヴィジョンが現実世界にフィードバックをかけるのですが、どうしてフィードバックがかかるのか、それとも自分の認識だけのフィードバックで世界が変わったと思い込むのか困ってしまう話です。
苫米地氏は雷に打たれて気功が使えるようになったようです。本を読んでいてあぁ気功かぁと思うと、ふと自分の手の事を考えました。つい数年前くらいからと思います。墓参りで手を合わせたり、神社で手を合わせる時、手のひらが異様に暖かいのを感じていました。ただこの時は体温を感じているものと考えており、また手のひらを近づければ誰でも同じような感覚があるので、気が出ているとも思わなかったです。
この本に書かれています。気の玉を作ってみると、確かにソフトボールくらいの玉をコロコロと感じまして、指先もピリピリ。また風のようなものが当たるのもわかります。それでその玉に自分の意識を刷り込んでぶつければ願いが叶うらしいのですが、ここから先は実験中でまだ何も結果が出ません。この自分の意識を苫米地氏の言うLUB(Least Upper Bound)で作れば臨場感をもって、実現しやすくなるそうです。これがなんともわかりにくい。抽象度を上げて、つまりノーマライズしてLUBを作る。今の要素と未来の要素の共通する像を作り上げます。
確かに人は限界と感じたら限界で、まだいけると将来を考えれば先に進みます。ここが一番のポイントなのかもしれません。僕にはまだこの本もわからないことだらけです。自己啓発本を買うことはここ10年はなかったかと、でも少しこの先、戦争なのか地震なのか、それとも火山噴火か、何かが待つ未来において、心構えとしても少しだけ気持ちに余裕が出来たようです。
Comments