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祖母の知り合いを当てた占い師

体験としては普通の話かもしれません。
以前僕は地方へ仕事へ行くこともありました。主張先で占いやら霊体験やらの話になることもありまして、話をするうちにとても良くあたる占い師がいるというのです。そこで僕は仕事の合間を縫ってその占い師に会いに行ってみました。

占い師は普通の人、どちらかというと大ざっぱな感じで、あまり神経質ではない様子。僕の苦手なタイプです。最初、何やら嫌な感じがしまして、するとその人も僕にあまりいい感じを受けなかったといいます。話すうちに少し良くなってきたと。まぁ僕はいつものとおりあまりオープンにはしていないので、そういう姿勢が見えたのかもしれません。

当たり障り無いことを言われ、何か普通だなぁって思っていると、あれ?あなたの家のお墓なんだけども、誰か、うーん、血筋ではない人、アカの他人が入っていない?と言い出します。僕はそのような事はまるで聞いていないので、いやぁ知らないです。と答えると、血筋じゃない他の家の人を墓に入れるのは良くない事で、家の人に聞いてみてと言われました。これじゃどうしたら良いのやらと東京に戻って祖母に聞いてみました。

祖母に、何か誰か血筋じゃない人、家の墓に入れてない?って聞いた途端、祖母は顔色を変えました。誰にも言いたくない感じで、その話誰から聞いた?と言うので、占い師。当たるっていう占い師に聞いた。良くないんだって。と話すと。どうしてもその人はうちの墓に入れなければならなくて入れたと祖母。血筋じゃないよね。って言うと、そうだと言います。

うちの墓は骨壷が入っているタイプではなく、墓の下のスペースに骨をサラサラと入れてしまいます。これではどれが誰の骨だかわかりません。ですので、その他人の骨を特定することが出来無いのです。

こんな事があったのも、覚えてはいたものの、祖母の隠していて欲しいとの感じを掴んで、実は母親にも話してはいませんでした。祖母も亡くなり今となってはどうすることも出来ませんが、誰がうちの墓に入っているのか気になるところです。祖母は僕にしか話さなかった事も幾つかあり、聞くのも抵抗があったせいで、謎は謎のまま今に至ります。

自由が丘でノラ子達と暮らす外資系企業マーケターです。次の違う人生を考えながら、街のノラ子、世の流れ、はたまた超常現象など書いていきたいと思います。

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