マーケティング先行

モノを作る時、企画を通す事くらいから始めます。これやらないと予算が下りないしで。それで将来の予測とかするわけなんですが、まぁほとんどこじつけというか適当です。過去データで将来予測やマーケティングデータからもっともらしい部分だけにフォーカスを当てる。ひっくり返せばマーケティングデータは意図的な事が多いのかもしれません。

僕の関わる範囲では企画を想起する瞬間は個人の思いつきで、自分たちが魅力を感じれるかにあります。世の中のニーズに合わせてるのは大事ですが、その場合、革新的なものをリリースする事は難しくなります。2番目、3番目を効率的に当てていくにはいいかもしれません。しかし、何か時代を牽引しようなんていう時、夢を与えたいとか、流れも変えたいとか、そういう場合は個人のセンスを拡大していく方が良さそうだなと僕は考えています。理論的に未来を予測するのは難しく、それこそ地震予知がなんだか占い的になっているように、一つのフォーマットがあるわけでは無いです。昔、子供の頃にこういうことが楽しいぜと夢中になるという基本的な衝動を捕まえていきたいですね。