エコビジネス

多分、僕と同様に景気の回復を願っている人は多いと思います。恐らく回復した時は今とは違った状況になっているでしょう。つまり、同じ仕事を探し続けても無い可能性が高いかもと考えています。

それは今の社会の状況を維持してきた事が破綻の原因になっているとすれば、繰り返すことは出来無いだろうとう事です。COP15のように地球環境問題を解決するためのCO2削減を大きく打ち出していますが、これが本当にCO2だけの問題で地球環境が変化しているのか疑問です。医学においても、昨日までの常識が一夜にして覆ることもあります。科学者たちが導き出した答えがいつも正しいとはかぎりません。今回もクライメートゲート事件として各誌取り上げています。エコビジネスはこの不況を打開するには都合がいいのですね。

僕がいつも不思議に思うのは、いくらテクノロジーが進化していっても、クルマはガソリンを燃やして走り、航空機はターボジェットのまま。インターネットで世界中どこにいても繋がった環境となったにも関わらず、変化しない生活環境。テクノロジーと生活環境はあまりリンクしなかった。金儲けの仕組みが変わらないと、変化しないのでしょう。

東南アジアの洪水や、永久凍土が溶け始めたり、巨大な台風の発生。根源を探し当てる前に、そしてCO2の削減の約束を取り付ける前に、人は死に直面しているかのように見える生活インフラを今の環境に合わせて作り直した方が早いのではないかと思います。東京であれば、40度の夏に耐え、低消費電力の都市づくり。排水の見直しや、大渋滞の緩和とか、問題山積みですが。

今までと違う場所で、今までと違う能力の人が大量に必要になるだろうと考えてます。