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M&A



企業のM&Aがあると様々な事が起こります。NHK「ハゲタカ」は好きで見ていましたが、あれが自分の身に降りかかった時、やっぱりドラマとは違うかと感じました。確かに発表の頃、「我々はバイアウト・ファンドじゃない。」と宣言されたのを聞き、かなり笑った記憶があります。

基本的に何もかも緩やかに秘密裏に進むもので退屈なんです。僕の目線は労働者レベルですので、管理者のことはわかりませんが、現場での聞き取りはなく、個人の意志も尊重せずに組織は徐々に変化していきます。どこかから漏れ伝え聞く噂でランチは盛り上がりますが、本当のことは誰にもわかりません。

実際に変化が見えるのは、会社の情報が開示されなくなった。メールのフォームが変わった。そして仕事が徐々に減ってきた。

想像すればだいたいどうなるのかわかるのですが、最近は考えても仕方がないとはっきりと意識しています。言われなきゃわからない。気を遣えってのがもともと嫌いなタイプですので、ますますその辺がどうでも良くなってきました。合理的じゃ無いな考えていた訳で、それを実行に移しているだけと思います。

社内の噂で、欲しい事業を買収したらどうだのような話を聞きますが、うまくいかない方の確立がかなり高いでしょう。買収される方は弱っているところも多いし、会社としても古い。90年代の企業文化を引きずる企業はもうついていけないだろうなぁ。社員も同じかな。僕もそうかもしれない。

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