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アパレル

ドンキホーテ、ついにジーンズ690円なんですね。僕もアパレルに手を出して、今や在庫の山!こういうニュースを見るたびに、そうだよなぁと思います。

5年くらい前に、ある本で、日本はZARAやH&Mで溢れる日が来ると書いてあったのを記憶しています。4年前にミラノに行くと、H&Mには人が多く、なぜ日本に無いのだろうと感じたりもしていました。イタリアの上流階級はお店に買いものには行きませんので、ブランドショップの店頭がアジア人ばかりでも、問題なかったのでしょう。

ミラノの人の中には、公共の交通機関で移動しないと頑張ってる人もいました。中流意識のようです。確かにトラムや夜の地下鉄でブランドバッグをもっているような人はいなかったな。こんな経験から日本(東京)は、異常なんじゃないかと思わずにいられなかったのです。

スローフードにファーストフード、スローマネーにファーストマネー、それでファーストリテーリング。サブプライムからリーマンショックへ世界同時株安。企業経営の悪化。職にも困る状況ですので、スローなんて言ってる場合じゃなくなった。

自分たちでものをつくると、ほんとに安く作るにはさまざまな制約を受けます。デザイン一つで原価も跳ね上がります。定価を安く出来ないから、少しでもプレミアム感をだそうとすると、高価になりすぎて売れないだろうと予測もできます。

国内の工場よりもやはり中国やタイとかの方が安くできます。今、この進行は止めれそうにないです。それでも国内生産にチャレンジしました。都内の縫製工場で僕のデザインしたアイテムを○○ちゃんは何個できたよって聞いた時は涙が出そうになりました。なぜでしょう。ものづくりの愛情を感じたから? でもこの手作りにお金を支払う人は少ないと思います。気持ちがあっても経済状況が許さないのですね。

世の流れだよなぁ。僕にアパレルは無理か。

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